• "審議会"(/)
ツイート シェア
  1. 宝塚市議会 2022-10-07
    令和 4年第 3回定例会−10月07日-06号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年第 3回定例会−10月07日-06号令和 4年第 3回定例会        令和3年第4回宝塚市議会(定例会)会議録(第6日) 1.開  議  令和4年10月7日(金) 午前 9時30分   閉  会      同  日     午前11時07分 2.出席議員(24名)        1番 田 中 大志朗         14番 梶 川 みさお        2番 岩 佐 まさし         15番 大 島 淡紅子        3番 くわはら 健三郎        16番 田 中 こ う        5番 川 口   潤         17番 山 本 敬 子        6番 となき 正 勝         18番 池 田 光 隆        7番 伊 庭   聡         19番 三 宅 浩 二        8番 村 松 あんな         20番 冨 川 晃太郎        9番 北 野 聡 子         22番 中 野   正       10番 寺 本 早 苗         23番 江 原 和 明       11番 浅 谷 亜 紀         24番 横 田 まさのり       12番 大 川 裕 之         25番 たぶち 静 子       13番 藤 岡 和 枝         26番 北 山 照 昭
    3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      津 田 裕 司      議事調査課     辰 巳 満寿美   次長        加 藤   努      議事調査課     城 根 直 美   議事調査課長    副 田 裕 次      議事調査課     有 馬 美紗希   議事調査課係長   綾 野 礼 子      議事調査課     益 田 裕 文   議事調査課係長   山 田 伊公子 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │山 崎 晴 恵│総務部長      │近 成 克 広│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │井 上 輝 俊│行政管理室長    │横 山 浩 平│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │理事        │赤 井   稔│会計管理者     │平 井 利 文│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監        │小 寺 寿 充│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画経営部長    │土 屋 智 子│教育長       │五 十 嵐  孝│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │経営改革推進担当部長│吉 田 康 彦│上下水道事業管理者 │福 永 孝 雄│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │財務担当部長    │古 家 健 志│市立病院経営統括部 │島 廣 弘 二│   │          │       │経営改善担当参事  │       │   └──────────┴───────┴──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分   ・議事日程追加分    議案第112号 令和3年度宝塚市一般会計歳入歳出決算認定について    議案第113号 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について    議案第114号 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について    議案第115号 令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について    議案第116号 令和3年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について    議案第117号 令和3年度宝塚市特別会計平井財産歳入歳出決算認定について    議案第118号 令和3年度宝塚市特別会計山本財産歳入歳出決算認定について    議案第119号 令和3年度宝塚市特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について    議案第120号 令和3年度宝塚市特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について    議案第121号 令和3年度宝塚市特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について    議案第122号 令和3年度宝塚市特別会計川面財産歳入歳出決算認定について    議案第123号 令和3年度宝塚市特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について    議案第124号 令和3年度宝塚市特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について    議案第125号 令和3年度宝塚市特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について    議案第126号 令和3年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について 8.会議のてんまつ  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○三宅浩二 議長  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  日程に入る前に、山本議員から発言の申出がありますので、これを許可します。  17番山本議員。 ◆17番(山本敬子議員) 令和4年9月30日の本会議における私の発言のうち、質問事項1に係る2次質問の「前市長の」から、「でしょうけれども」までの部分及び「御自分が」から「ということですので」までの部分について、文言の取消しをよろしくお願いいたします。 ○三宅浩二 議長  ただいまの発言のとおり、9月30日の山本議員一般質問のうち、質問項目1の2次質問に係る発言の一部を、宝塚市議会会議規則第64条の規定により取り消すことに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は許可することに決定しました。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、議案第89号から議案第92号まで及び議案第95号の以上5件を一括して議題とします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第89号 令和4年度宝塚市一般会計補正予算(第5号) 議案第90号 令和4年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号) 議案第91号 令和4年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号) 議案第92号 令和4年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号) 議案第95号 職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例及び宝塚市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について         (総務常任委員会付託)     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  本件については、さきに総務常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  20番冨川総務常任委員会委員長。 ◎20番(冨川晃太郎議員) 総務常任委員会の報告をいたします。  本委員会は、9月5日並びに9月8日に付託を受けた5件の議案について審査いたしました。  まず最初に、議案第89号令和4年度宝塚市一般会計補正予算第5号。  議案の概要は、歳入歳出予算の総額に11億7,451万1千円を増額しようとするもので、歳出予算の主なものは、増額で、地域介護拠点整備補助事業、新ごみ処理施設整備事業基金管理事業道路バリアフリー化整備事業通学路安全対策整備事業災害対策事業です。減額では、執行額の確定に伴う執行残などです。  歳入予算の主なものは、増額では、地方交付税普通交付税国庫支出金では防災・安全交付金県支出金では地域介護拠点整備補助事業費補助金、寄附金では長寿社会福祉基金に対する寄附金。減額では、繰入金、財政調整基金とりくずし、市債、臨時財政対策債。  繰越明許費では、道路バリアフリー化整備事業の設定。  債務負担行為補正では、口腔保健相談センター施設使用料等の追加です。  地方債補正では、ごみ処理施設整備事業債道路橋りょう整備事業債の限度額の増額、臨時財政対策債の限度額の減額です。  質疑では、新ごみ処理施設整備事業工事請負契約に係る前払い金の関係で多くの確認等が行われました。  次に、議案第95号職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例及び宝塚市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  議案の概要は、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援を目的として地方公務員育児休業等に関する法律が改正され、育児休業取得回数制限が緩和されたこと及び国において育児参加のための休暇の対象期間が拡大されたことを踏まえて、条例の一部を改正しようとするものです。  そのほか、議案第90号令和4年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算第2号、議案第91号令和4年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算第2号、議案第92号令和4年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算第2号についても審査いたしました。  詳しい質疑の内容は、お手元の委員会報告書のとおりです。いずれの議案も審査の結果、全員一致で可決されました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○三宅浩二 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第89号から議案第92号まで及び議案第95号の以上5件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
     本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  日程第2、議案第93号、議案第94号、議案第96号、議案第100号、議案第101号及び議案第107号から議案第109号までの以上8件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第 93 号 令和4年度宝塚市病院事業会計補正予算(第2号) 議案第 94 号 執行機関附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 96 号 宝塚市立口腔保健センター条例の一部を改正する条例の制定について 議案第100号 令和3年度宝塚市病院事業会計決算認定について 議案第101号 工事請負契約総合福祉センター空調設備更新工事)の締結について 議案第107号 公の施設(宝塚市立養護老人ホーム福寿荘)の指定管理者の指定について 議案第108号 公の施設(宝塚市立安倉児童館並び宝塚市立安倉西身体障碍者支援センター及び宝塚市立安倉南身体障碍者支援センター)の指定管理者の指定について 議案第109号 公の施設(宝塚市立高司児童館)の指定管理者の指定について       (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  9番北野文教生活常任委員会委員長。 ◎9番(北野聡子議員) 9月定例会文教生活常任委員会報告を行います。  今回付託されたのは、報告書11ページに示されたとおり、議案第93号令和4年度宝塚市病院事業会計補正予算第2号など8件です。  主な議案について報告いたします。  まず、議案第93号令和4年度宝塚市病院事業会計補正予算第2号について。  議案の概要は、収益的収支及び支出について、病院事業収益においては、本年10月から診療報酬看護職員処遇改善評価料が新設されることから3,229万4千円増額しようとするものです。  病院事業費用においては、看護職員等給与改善及び原価価格の高騰による電気・ガス使用料金の引上げへの対応、そのため1億729万4千円増額しようとするものです。  さらに、寄附金受領により、これを固定資産購入費に充てて、資本的収入資本的支出をそれぞれ1,100万円増額しようとするものです。  論点は設けず、看護職員等処遇改善などについて質疑を行いました。討論はなく、全員一致で可決しました。  次に、議案第96号宝塚市立口腔保健センター条例の一部を改正する条例の制定についてです。  議案の概要は、本年12月1日から口腔保健相談センターがアピア3内に移転することに伴い、条例の一部を改正しようとするものです。  なお、歯科診療所については、先に健康センターへの移設が終わっています。  論点は設けず、質疑を行いました。  診療所と相談センターの場所が分かれることによって、どんなデメリットがあるのかとの問いに対して、実施方法の工夫で対応できると考えている、歯科医師会との連絡調整は、月1回の定例会や電話及びメールにより迅速に報告や相談をしてきたので、連携という点では大きなデメリットはないとのことでした。  また、現在の口腔保健センターの土地及び建物について、建物除去の上、売却予定ということに関しての質疑では、アスベスト調査の結果や売却時の土地の鑑定評価等を取ってやっていくとの答弁がありました。  自由討議、討論はなく、全員一致で可決しました。  次に、議案第100号令和3年度宝塚市病院事業会計決算認定について。  議案の概要は、収益的収支について、収入総額129億7,625万6,533円、支出総額126億2,575万995円、差引き3億5,050万5,538円の黒字となり、消費税などに伴う経理処理をした結果、当年度の純利益は3億6,661万395円となりました。  資本的収支については、収入総額20億7,994万4,550円、支出総額19億8,066万1,882円です。  論点として、職員の勤務についてと病院経営についての2点を設けました。  論点1、職員の勤務について、休職者以外の職員に負担がかからないよう人員配置はしているのかとの問いに対して、看護師が休職すると、病棟ならば一定の人数を配置する必要があるため、その分、本院は多く職員を抱えている状況である。また、8月から人材派遣を活用し、職員の業務負担減に努めているとの答弁がありました。  論点2の病院経営について、配管設備の老朽化について抜本的な対応が迫られている中、保全計画は立てているのか、の問いに対して、耐用年数が残り数年と明らかなものは保全計画に組み込んでいるが、それ以外は病院の建て替えの時期を見据えて、二重投資にならないようにメンテナンスをしていきたい。患者に直接影響する入院エリアだけでも可能な限り修理するとの答弁がありました。  また、調剤を院外薬局に移行させた効果、または薬剤の関係で強みとして打ち出せる効果はあったのかとの問いに対し、平成30年にNHKで報道された当院の薬剤部の取組として、7剤以上の多剤服用をしている高齢の患者さんが入院する際に、重複や高齢者には注意が必要な薬の服用がないかを病棟薬剤師が医師と相談しながら整理し、減薬している。この取組が全国的に評価され、減薬に対して診療報酬を算定できるようになったとのことでした。  そのほか、患者獲得という課題について、投資返還金について、診療費の債権管理について、赤字経営改善に向けての取組などの質疑がありました。詳しくは報告書を御覧ください。  自由討議、討論はなく、全員一致で認定しました。  次に、議案第101号工事請負契約総合福祉センター空調設備更新工事の締結についてです。  議案の概要は、請負金額2億1,714万円で、株式会社谷井水道工業所請負業者として契約を締結しようとするものです。  論点は設けず、休館中の利用者団体に対して具体的に代替場所を提案しているのか、5か月の休館中、社会福祉協議会業務体制は、福祉避難所代替施設は、などの質疑を行いました。  自由討議、討論はなく、全員一致で可決しました。  その他の議案は、公の施設の指定管理者の指定についてなどです。内容については報告書を御覧ください。いずれの議案も全員一致で可決しました。  以上で文教生活常任委員会の報告を終わります。 ○三宅浩二 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第100号令和3年度宝塚市病院事業会計決算認定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は認定することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は認定することに決定しました。  次に、議案第93号、議案第94号、議案第96号、議案第101号及び議案第107号から議案第109号までの以上7件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  日程第3、議案第97号から議案第99号まで及び議案第102号から議案第106号までの以上8件を一括して議題とします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第 97 号 宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 98 号 令和3年度宝塚市水道事業会計決算認定について 議案第 99 号 令和3年度宝塚市下水道事業会計決算認定について 議案第102号 工事請負契約((都)荒地西山線道路新設改良工事(その1))の締結について 議案第103号 工事請負契約市営火葬場空調設備外更新工事)の締結について 議案第104号 工事請負契約(宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業 整備工事)の締結について 議案第105号 工事請負契約((都)荒地西山線道路新設改良工事(その2))の変更について 議案第106号 財産(救急自動車)の取得について       (産業建設常任委員会付託)     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  本件については、さきに産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  23番江原産業建設常任委員会委員長。 ◎23番(江原和明議員) 産業建設常任委員会の報告を行います。  本委員会は、9月2日、7日、12日、10月5日に委員会を開催し、付託を受けた議案8件について審査を行いました。  ここでは概要のみを報告させていただきます。  まず、議案第98号令和3年度宝塚市水道事業会計決算認定についてです。  議案の概要は、業務量として、令和3年度末の給水人口は23万1,929人で、料金の対象となる年間有収水量は2,334万2,565立方メートルです。  次に、収益的収入及び支出ですが、営業収益のうち給水収益は35億1,200万円余で、13.2%の増。営業外収益のうち、分担金は1億1,424万円余で、10.7%の減。その他の一般会計からの繰入金は前年度に比べ2億1,635万円余、92.1%の減となっています。これは、収益の合計は前年度と比べ3億9,226万円余、9.6%増の44億9,454万円余となっています。  次に、営業費用のうち人件費は8億1,325万円余で6.0%の増、受水費は12億4,843万円余で17.6%の増、特別損失は旧上下水道局庁舎解体工事費及び旧庁舎の残存簿価を固定資産除去損として計上したため、前年度と比べ1億5,333万円余の増となっています。  これら費用の合計は48億2,824万円余となっています。この結果、当年度純利益は3億3,369万円余の赤字となっています。  次に、資本的収入及び支出ですが、収入は、企業債、他会計負担金投資有価証券等償還金及び旧上下水道局庁舎跡用地を売却したことによる固定資産売却代金などを加えて、収入合計は12億5,747万円余となっています。  次に、支出ですが、原水及び浄水施設整備費、送水及び配水施設整備費としての建設改良費上下水道局倉庫新設工事や新庁舎新設工事などを含む営業設備費などを合わせて9億5,372万円余の事業を実施しております。企業債償還金や投資を加えて支出の合計は18億3,828万円余となり、差引き5億8,081万円余の収支不足となりましたが、損益勘定留保資金等で補填をしています。  次に、給水原価供給単価の比率ですが、水道水をつくるための給水原価と販売する供給単価の比率は、1立方メートル販売すると29円の赤字が発生することを示しています。また、近隣市と比べても、本市のみがこの比率が赤字となっている状況です。  主な質疑として、上下水道事業審議会に対して令和3年11月1日付で上下水道事業の在り方についての諮問を行い、これらの経営状況を報告するとともに、安定的な上下水道事業運営を図るため、料金改定を含め、今後の上下水道事業の在り方について議論を行っている現状について、給水原価供給単価の比率が赤字状況が続いた中での収支黒字時期の理由についてなどの質疑があり、採決の結果、本議案は全員一致で認定をいたしました。  次に、議案第99号令和3年度宝塚市下水道事業会計決算認定についてです。  議案の概要は、業務量として令和3年度末の供用開始区域内人口は22万8,967人で、使用料の対象となる年間有収水量は2,344万4,797立方メートルです。  次に、収益的収入及び支出ですが、まず営業収益のうち下水道使用料は22億6,481万円余で9.6%の増、営業外収益のうち他会計負担金一般会計からの繰入金ですが5,432万円余で9%の減、他会計補助金汚水資本費に係る一般会計からの繰入金ですが2億4,634万円余で60.7%の減となっています。  前年の令和2年度は、資本費の44%の一般会計繰入金を受け取っていましたが、令和3年度は総収益と総費用が均衡する額まで引き下げられたため、前年比で大きく減少したものです。  これら収益の合計は、前年度と比べ1億9,400万円余、4.6%減の39億9,880万円余となっています。  次に、営業費用のうち人件費は1億5,428万円余で13.3%の減、物件費等は5億1,450万円余で、公共下水道維持管理費水道事業に対して支払う仮設庁舎負担金などの増加により4.1%の増。流域下水道維持管理負担金は8億6,705万円余で、武庫川下流流域下水道に係る修繕費や処理水量の増加により14.3%の増。営業外費用のうち施設整備に要した起債の償還がかなり進んでおり、支払利息が3億137万円余で15.7%の減となっており、今後も減少する傾向にあります。
     これら営業費用営業外費用特別損失を加えた費用の合計は、前年度と比べ4,567万円余、1.2%増の39億9,800万円余となっています。この結果、当年度純利益は、収支均衡の決算としたため、収支同額のゼロ円となっています。  資本的収入及び支出ですが、まず収入のうち企業債は、公共下水道企業債、流域下水道企業債、資本費平準化債の合計で11億3,855万円余りを借り入れており、国庫補助金、他会計負担金、工事負担金などを加えて、収入の合計は13億739万円余となっています。  次に、支出ですが、公共下水道の流域下水道の整備などの建設改良費として6億3,175万円余りの事業を実施し、企業債償還金も前年度より1億1,654万円余減少しており、それらを加えて支出の合計は30億3,557万円余となり、差引き17億2,818万円余の収支不足となりますが、損益勘定留保資金等で補填をしています。  汚水処理原価と下水道使用料単価の比率ですが、下水を処理するための汚水処理原価と下水道使用料単価の比率は、1立方メートル販売すると15.7円の赤字が発生することを示しています。  主な質疑として、流域下水道維持負担金の修繕費が増加している理由、汚水処理原価と下水道使用料単価の比率で赤字体質になっていることなどの質疑があり、採決の結果、本議案は全員一致で認定をいたしました。  次に、議案第104号宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事の締結についてです。  議案の概要は、契約金額は463億1,880万円で、川崎重工業、新明和工業、青木あすなろ建設・高松建設の特定建設工事共同企業体を請負業者として締結しようとするものです。  事業方式としては、公設民営のDBO方式で、事業者の選定は、価格と提案内容を総合的に評価する総合評価一般競争入札で実施をいたしました。  施設としては、エネルギー回収推進施設、マテリアルリサイクル推進施設、し尿処理施設、仮設リサイクル処理施設、管理棟、収集車車庫棟などの附属施設で構成をしています。  エネルギー回収推進施設ですが、処理方式は全連続燃焼式ストーカ式の並行流焼却炉で処理能力は1日210トンで、105トン炉が2基となります。廃熱を利用した余熱利用設備として、自家発電設備を設置、発電能力は4,740キロワットとなり、現在の発電機が925キロワットですから、約5倍の能力となります。災害により外部電源がなくても自力で稼働できるよう、1,500キロボルトアンペアの大型の非常用発電設備を設置します。  マテリアルリサイクル推進施設ですが、一般持込みの全ごみ種を1か所で受け入れることとしており、新たな試みとして、搬入・退室がしやすいターンテーブルを設置し、利用者の安全の確保と搬出しやすさを確保、不燃粗大ごみ、小型不燃ごみ、缶・瓶、ペットボトル、プラスチック類を選別処理し、新たにアルミも回収をいたします。  全事業費ですが、落札額である597億9,800万円に消費税10%を足して657億7,780万円となる見込みです。整備費は463億1,880万円。運営事業費は、運営委託契約が単価契約となることから、令和29年9月までの想定ごみ量に対する想定額として194億5,900万円になります。  整備事業費の財源内訳については、国の循環型社会形成推進交付金が129億9千万円余り。起債が284億5,950万円。一般財源が48億6,800万円余りとなります。  また、起債については、償還時に交付対象は50%、対象外が30%の交付税措置があり、一般財源については、新ごみ処理施設建設基金が令和3年度末で約23億円あり、整備事業には、都市計画税の充当も可能になりましたことから、これらで対応可能と考えています。運営事業費は、全て一般財源対応となります。  今回のDBO方式と公設公営の事業費比較については、PFI事業で利用するVFM、つまり総事業費をどれだけ削減できるかを示す割合については、落札額に基づくVFMを算出すると14.33%となり、約53億円程度の価格差額となると想定しています。  整備期間は、令和4年10月から令和14年9月までの10年間、運営期間は仮設稼働の令和6年4月から令和29年9月までの23年6か月となります。  エネルギー回収推進施設、し尿処理施設の稼働は令和9年10月、マテリアルリサイクル推進施設の稼働は令和13年4月となります。  財務面では、運営事業者はSPCという特別目的会社を設置、資本金は4億9,900万円、この金額は、運転資金、支払い遅延予備費、トラブル対策費など、不測の事態を想定し設定されたもの。また、最大20億円の賠償責任保険への加入、契約期間中は配当はせずに、利益余剰金は内部留保し、不測の事態に対応する計画とされています。  主な質疑として、委員会視察した岩国市ではSPC設置はしていないが、SPC設置のメリット等について、建設から運営まで全てお任せだが宝塚市の関わり方、運転SPC経営モニタリングについて、売電リサイクル収入について、運営費の年4回支払い時期、金額についてなどの質疑があり、採決の結果、本議案は全員一致で可決をいたしました。  委員会では、そのほかに議案第97号、議案第102号、議案第103号、議案第105号、議案第106号、以上5件についても審査を行い、採決の結果、5議案全ては全員一致で可決をいたしました。詳しくは、お手元の委員会報告書を御覧ください。  なお、議案第104号宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事の締結については、整備・運営が長期間にわたること、説明内容が落札事業者の提案内容であり、実施計画後に変更点が発生する可能性が高いことから、附帯決議を付することに決定しました。  以下、御紹介をいたします。  議案第104号工事請負契約(宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業 整備工事)の締結についてに対する附帯決議。  現施設の老朽化が進んでいる現在、新ごみ処理施設等の整備運営は、近年における宝塚市の最大の課題の一つと言っても過言ではない。この課題に対し、DBO方式を採用することによって、民間のノウハウを活用し、より質の高い整備や安定的な運営が行われることを目指していると考えられるが、そのためには、事前にリスクに対応したスキームを作り上げておくこと、継続的なモニタリングを行い、問題を即座に改善することが重要である。  また、DBO方式は、金融機関の監視・介入がないため、PFIと比べると市が自ら対処しなければならないリスクも多く保有しており、それらを洗い出して、対応策を用意しておく必要があることを忘れてはならない。  本事業は25年間にもわたる長期の事業であるため、現在想定していないリスクが顕在化することや事業者の提案どおりにいかないこと、人為的なミスから起こるトラブルなど、様々な事態が起きるであろうことは容易に想像できる。  よって、以下の3項目について対応を求める。  1、現施設の解体作業及び建設作業が実施される際には、周辺住民への周知徹底や作業による影響を確認する体制をつくること。  2、不測の事態における対処能力やモニタリングに必要な専門性が低下しないよう、組織としてノウハウが蓄積され、かつ継承されていく体制を構築すること。  3、今後の本事業の進捗や推移を監視するため、議会もしくは委員会に対し、定期的な報告を行うこと。  以上決議する。  以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○三宅浩二 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  15番大島議員。 ◆15番(大島淡紅子議員) 議案第104号工事請負契約、宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事の締結について、ともに生きる市民の会を代表し、賛成討論を行います。  この議案に関しては、産業建設常任委員会において所管事務調査も行い、他市への視察も行った上で委員会審査に臨みました。というのも、当市にとって初めての試み、つまり、公設民営のDBO方式でビッグプロジェクトを推進していく不安だけではなく、施設の運営維持管理は複数の構成企業から成る特別目的会社、SPCが行うという、こちらも初の試みで、しかも、まだほとんどが決まっていない中、不安材料が多過ぎるからです。  SPCには、1、資産の切離し、2、資金調達の容易さ、3、資産保持ができると言われるように、会社本体にとってのメリットがありますが、デメリットとして、1、関係者が多いことによるコスト、2、設立に関わるコスト、そして、特に市に影響を及ぼす、3、粉飾決算などの不正の可能性等があるために、市は運営、維持管理を丸投げしてはならないのです。  リスク回避のための入念な監査など、このSPCがスーパー・ペーパー・カンパニーとやゆされないように目を光らせていただきたい。  もう一つ指摘しておきたいのは、SPCの運営、維持管理による重層下請です。現クリーンセンターでも、運転業務やリサイクルのための選別などが民間業者に委託されています。しかし、新施設では、さらにそれ以外の事業がSPCの下で行われることになるため、さらに別の事業者に業務委託され、またその下の業務委託に関しては、公契約条例が棚上げになっている現在、実際の労働者たちには市の影響力が及ばない仕組みになってしまいます。現クリーンセンターの委託労働者たちも大きな不安を抱えていると聞いています。市がヤミ労働に手を貸さないためにも、公契約条例の早期成立を願ってやみません。  ほかにも、収集事業に残る市職員との円滑な関係性、積年の市の様々なノウハウの継承などに不安は多々あるものの、産業建設常任委員会での附帯決議案提出、また、委員会の所管事務調査を含めたこの間の担当課や管理職による真摯な説明に期待を込めて、賛成をいたします。 ○三宅浩二 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第98号令和3年度宝塚市水道事業会計決算認定について及び議案第99号令和3年度宝塚市下水道事業会計決算認定についての以上2件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は認定することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は認定することに決定しました。  次に、議案第97号及び議案第102号から議案第106号までの以上6件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。  本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  日程第4、請願第22号選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出を求める請願を議題とします。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 請願第22号 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出を求める請願         (総務常任委員会付託)     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  本件については、総務常任委員会委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、宝塚市議会会議規則第76条の規定により閉会中の継続審査としたいとの申出がありました。  本件は委員長の申出のとおり閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。  日程第5、議案第111号令和4年度宝塚市一般会計補正予算第6号を議題とします。 △───── 日程第5 ─────     …………………………………………… 議案第111号 令和4年度宝塚市一般会計補正予算(第6号)     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  提案理由の説明を求めます。  山崎市長。 ◎山崎晴恵 市長  議案第111号令和4年度宝塚市一般会計補正予算第6号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ20億1,913万4千円を追加し、補正後の総額をそれぞれ877億9,877万5千円とするもので、款項の区分ごとの補正額は第1表のとおりです。  歳出予算の主なものは、価格高騰緊急支援給付金給付事業、子育て世帯応援給付事業をそれぞれ増額しようとするものです。  歳入予算の主なものは、国庫支出金では、電力・ガス・食品等価格高騰緊急支援給付金給付事業費補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を、繰入金では財政調整基金とりくずしをそれぞれ増額しようとするものです。  よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○三宅浩二 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、議案第111号令和4年度宝塚市一般会計補正予算第6号を採決します。  本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  日程第6、議案第112号から議案第126号までの以上15件を一括して議題とします。 △───── 日程第6 ─────     …………………………………………… 議案第112号 令和3年度宝塚市一般会計歳入歳出決算認定について 議案第113号 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第114号 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第115号 令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第116号 令和3年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第117号 令和3年度宝塚市特別会計平井財産歳入歳出決算認定について 議案第118号 令和3年度宝塚市特別会計山本財産歳入歳出決算認定について
    議案第119号 令和3年度宝塚市特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について 議案第120号 令和3年度宝塚市特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について 議案第121号 令和3年度宝塚市特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について 議案第122号 令和3年度宝塚市特別会計川面財産歳入歳出決算認定について 議案第123号 令和3年度宝塚市特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について 議案第124号 令和3年度宝塚市特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について 議案第125号 令和3年度宝塚市特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について 議案第126号 令和3年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  提案理由の説明を求めます。  山崎市長。 ◎山崎晴恵 市長  議案第112号から第126号までの以上15件の各会計歳入歳出決算認定につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  令和3年度各会計の決算につきましては、地方自治法の規定により、監査委員の意見書、主要な施策の成果を説明する書類などを併せて提出し、議会の認定をお願いするものです。  まず、議案第112号令和3年度宝塚市一般会計につきましては、歳入決算額については、前年度に比べ11.0%、116億1,200万円余の減で939億7,900万円余、歳出決算額については、前年度に比べ12.1%、125億2,600万円余の減で910億8,800万円余となり、歳入歳出差引残額は28億9,100万円余となりました。  翌年度に繰り越すべき財源としまして、継続費逓次繰越額3,600万円余、繰越明許費繰越額4億3,700万円余、事故繰越し繰越額3,200万円余を差し引きますと、実質収支額は23億8,500万円余の剰余金が生じています。  また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率につきましては、実質公債費比率は4.1%で前年度より0.4ポイント悪化し、将来負担比率は11.7%で前年度より7.2ポイント改善しました。令和3年度決算におきましても、全て法令の定める基準内に収まるなど、現時点ではおおむね適正な水準となっています。  一般会計と特別会計を合わせての地方債残高は、前年度に比べ2億3,500万円余の減となり、723億6,400万円余となりました。積立金残高は、前年度に比べ23億1,600万円余の増となり、165億3,500万円余となりました。経常収支比率は、92.1%で前年度より3.3ポイント改善しました。  次に、特別会計の決算のうち、議案第113号令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費につきましては、歳入決算額238億9,300万円余、歳出決算額230億6,800万円余で、歳入歳出差引残額は8億2,400万円余となりました。  次に、議案第114号令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費につきましては、歳入歳出決算額とも1億1,100万円余となりました。  次に、議案第115号令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費につきましては、歳入決算額224億7,300万円余、歳出決算額221億900万円余で、歳入歳出差引残額は3億6,300万円余となりました。  次に、議案第116号令和3年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費につきましては、歳入決算額46億3,100万円余、歳出決算額44億8,200万円余で、歳入歳出差引残額は1億4,900万円余となりました。  次に、議案第117号から第125号までの令和3年度の平井財産区をはじめとする各財産区に係る特別会計につきましては、総額としまして、歳入決算額1億3,300万円余、歳出決算額8,600万円余で、歳入歳出差引残額は4,700万円余となりました。  次に、議案第126号令和3年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費につきましては、歳入歳出決算額とも1億8千万円余となりました。  以上、各会計の決算概要について御説明を申し上げました。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○三宅浩二 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいま設置することが決定した決算特別委員会の委員選任については、宝塚市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名します。  職員に委員名を朗読させます。 ◎加藤努 議会事務局次長  決算特別委員会委員といたしまして、1番田中大志朗議員、6番となき議員、8番村松議員、10番寺本議員、12番大川議員、13番藤岡議員、15番大島議員、18番池田議員、20番冨川議員、22番中野議員、25番たぶち議員及び26番北山議員を指名します。 ○三宅浩二 議長  ただいまの朗読のとおり、決算特別委員会の委員を選任しました。  しばらく休憩します。  ── 休 憩 午前10時22分 ──  ── 再 開 午前10時55分 ── ○三宅浩二 議長  ただいまから会議を再開します。  日程追加についてお諮りします。  議案第112号から議案第126号までの以上15件を日程に追加して議題としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  議案第112号から議案第126号までの以上15件を一括して日程に追加し、議題とします。 △───── 日程追加分 ─────     …………………………………………… 議案第112号 令和3年度宝塚市一般会計歳入歳出決算認定について 議案第113号 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第114号 令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第115号 令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第116号 令和3年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第117号 令和3年度宝塚市特別会計平井財産歳入歳出決算認定について 議案第118号 令和3年度宝塚市特別会計山本財産歳入歳出決算認定について 議案第119号 令和3年度宝塚市特別会計中筋財産歳入歳出決算認定について 議案第120号 令和3年度宝塚市特別会計中山寺財産歳入歳出決算認定について 議案第121号 令和3年度宝塚市特別会計米谷財産歳入歳出決算認定について 議案第122号 令和3年度宝塚市特別会計川面財産歳入歳出決算認定について 議案第123号 令和3年度宝塚市特別会計小浜財産歳入歳出決算認定について 議案第124号 令和3年度宝塚市特別会計鹿塩財産歳入歳出決算認定について 議案第125号 令和3年度宝塚市特別会計鹿塩東蔵人財産歳入歳出決算認定について 議案第126号 令和3年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について         (決算特別委員会付託)     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  本件については、決算特別委員会委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、宝塚市議会会議規則第76条の規定により、閉会中の継続審査としたいとの申出がありました。  委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。  日程第7、諮問第3号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを議題とします。 △───── 日程第7 ─────     …………………………………………… 諮問第3号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  提案理由の説明を求めます。  山崎市長。 ◎山崎晴恵 市長  諮問第3号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、本市の区域の人権擁護委員である福間則博氏の任期が本年12月31日をもって終了となりますので、新たに松尾隆寛氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものです。  よろしくお願い申し上げます。 ○三宅浩二 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、諮問第3号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを採決します。  本件については適任とする意見を付することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は適任とする意見を付することに決定しました。  日程第8、意見書案第34号女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出についてを議題とします。 △───── 日程第8 ─────     …………………………………………… 意見書案第34号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出について     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  意見書案第34号は、お手元に配付しているとおりです。  お諮りします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、意見書案第34号女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出についてを採決します。  本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  日程第9、決議案第6号宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事に対する決議についてを議題とします。 △───── 日程第9 ─────
        …………………………………………… 決議案第6号 宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業 整備工事に対する決議について     …………………………………………… ○三宅浩二 議長  決議案を職員に朗読させます。 ◎加藤努 議会事務局次長  宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事に対する決議。  現施設の老朽化が進んでいる現在、新ごみ処理施設等の整備運営は、近年における宝塚市の最大の課題の一つと言っても過言ではない。この課題に対し、DBO方式を採用することによって、民間のノウハウを活用し、より質の高い整備や安定的な運営が行われることを目指していると考えられるが、そのためには、事前にリスクに対応したスキームを作り上げておくこと、継続的なモニタリングを行い、問題を即座に改善することが重要である。  また、DBO方式は、金融機関の監視・介入がないため、PFIと比べると市が自ら対処しなければならないリスクも多く保有しており、それらを洗い出して、対応策を用意しておく必要があることを忘れてはならない。  本事業は25年間にもわたる長期の事業であるため、現在想定していないリスクが顕在化することや事業者の提案どおりにいかないこと、人為的なミスから起こるトラブルなど、様々な事態が起きるであろうことは容易に想像できる。  よって以下の3項目について対応を求める。  1、現施設の解体作業並びに建設作業が実施される際には、周辺住民への周知徹底や作業による影響を確認する体制をつくること。  2、不測の事態における対処能力やモニタリングに必要な専門性が低下しないよう、組織としてノウハウが蓄積され、かつ継承されていく体制を構築すること。  3、今後の本事業の進捗や推移を監視するため、議会もしくは委員会に対し、定期的な報告を行うこと。  以上決議する。 ○三宅浩二 議長  朗読は終わりました。  お諮りします。  本件については、提案理由の説明、質疑及び委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  25番たぶち議員。 ◆25番(たぶち静子議員) 日本共産党宝塚市会議員団を代表して、決議案第6号宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事に対する決議について、賛成討論を行います。  現在のクリーンセンターの老朽化により、現有施設を稼働させながら段階的に解体しつつ、新施設の建設を進めることになりました。事業方式はDBO方式で、自治体が財源を確保し、その設計、建設や運営、維持補修を民間事業に一括発注し、長期にわたって委託する方式です。長期間にわたる契約となることから、ごみの処理量や物価変動等による処理経費単価の変更、予定外の補修工事などによって費用負担が発生する可能性があると考えます。  また、市職員に焼却業務の経験者がいなくなり、民間業者による運営や管理が適正か判断することができなくなってしまうおそれがあります。  また、PFIは、プライベート、民間の、ファイナンス、資金、イニシアチブ、主導の頭文字をとったもので、民間主導の公共事業などと訳されているものです。もともとイギリスで財政削減の行革路線に基づき生まれたもので、これまで公が行ってきた公共事業を民間の資金を使って民間に行わせるという公共事業の民活手法の総称です。行政の責任を放棄してしまうような、そういう民間活用、民営化ではなく、市民サービス向上、質の確保、経費の縮減となるよう、行政が公的責任を果たしていくことが重要です。  よって、決議に記載されているように、不測の事態における対処能力やモニタリングに必要な専門性が低下しないよう、市としてノウハウが蓄積されていく体制を構築すること、また、今後の本事業の進捗や推移を監視するため、議会もしくは委員会に対して定期的な報告を行うことを求めて賛成討論とします。 ○三宅浩二 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、決議案第6号宝塚市新ごみ処理施設等整備運営事業整備工事に対する決議についてを採決します。  本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  ───── 閉   会 ───── ○三宅浩二 議長  お諮りします。  今期定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。したがって、宝塚市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○三宅浩二 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。  なお、閉会に先立って、山崎市長から挨拶したいとの申出がありますので、これを許可します。  ───── 市長挨拶 ───── ○三宅浩二 議長  山崎市長。 ◎山崎晴恵 市長  令和4年第3回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今回の定例市議会に提案いたしました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、令和3年度各会計決算認定につきましては、閉会中の継続審査との御決定を、その他の案件につきましてはそれぞれ御決定を賜り、誠にありがとうございました。  委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望などにつきましては、今後、市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。 ○三宅浩二 議長  以上で、令和4年第3回宝塚市議会定例会を閉会します。  ── 閉 会 午前11時07分 ── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 宝塚市議会議長   三 宅 浩 二 宝塚市議会副議長   浅 谷 亜 紀 宝塚市議会議員   寺 本 早 苗 宝塚市議会議員   大 川 裕 之...